「ブログをやめたい、楽しくない」という悩みはなぜ生まれるのか

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ブログを書いてても楽しくない、という悩み

ブログ、楽しいですか?

楽しいならもう、言うことないんです。素晴らしい、本当に素晴らしい。そのままぜひ、あなたらしい記事を書き続けてください!

でも楽しくない、って人もいると思います。そういう方々に向けて書きます。

とてもお節介な記事なので、不快に感じそうな人は今のうちにブラウザバックしてください。

この記事は検索結果に上位表示されている「きつかったらケーキを食べて自分へのご褒美にしよう」みたいなカスアドバイザーによる記事ではありません

もっとガチです。きついことも言います。

以下は私が主張して『いない』ことなので誤読なさらないよう。

  • ブログを楽しめるオレは強い。
  • ブログを楽しめないお前は弱い。
  • お前はブログをやめるべきだ。
  • お前は精神的な病気だ。
  • お金のためにブログをやるのはおかしい。

なぜブログを書いてても楽しくないのか

ブログを書いてても面白いと感じない理由はおもに三つあります。複合的かもしれません。

  • 文章を書くことに慣れていない。
  • 炎上した。
  • お金を稼ぎたいだけである。

最初と真ん中の理由には言及しません。炎上がしんどいのも文章を書くのがつらいのも初心者あるあるです。とてもわかります。

ただ、とっても申し訳ないのですが「耐え抜こう!」以外に有意義なことを言える気がしません…。語り得ぬものについては、沈黙するほかないのです。

最後の「お金を稼ぎたいだけである」。これはけっこう注意すべき理由です。

あなたがブログを始めた理由をもう一度よく振り返ってみましょう。ブログを始める理由はだいたい、以下の三つに分類できます。

  • 自分の文章を読んでほしい(知識を啓蒙したい)。
  • 後から日記として振り返りたい。
  • お金を稼ぎたい。

もちろんこれ以外にもあるでしょうし、多くの人は重なっているでしょう。

あくまで私の体感ですけど、「お金を稼ぎたい」という主目的で始めた人は「自分の文章を読んでほしい」人より早く脱落しています。私はその理由をひとつ、知っています。

残酷なので聞かないほうがいいかもしれません。

ブログは、たくさんのお金を稼ぐには向いていないツールだからです。

よくアフィリエイターの本に「ブログで自由な生活を実現しよう」って書いてありますけど、それ自体が本を売るためのポジショントークに過ぎないことを、差し引いて考えましょう。

もっと単刀直入に言います。彼らはあなたがブログ業界に参入して成功してほしいとは思っていません。自分の本が売れてほしいと思っているだけです。

本が売れれば仕事も入ってきやすくなります。

もう一度言います。

ブログは、お金稼ぎには向いていません。

もっとマシな方法がいくらでもあります。

もちろん不可能とはいいませんが、それは「好きなことだけを書いていく」とは別の方向になります。確実に別です。

もしドバっと稼ぎたいのならやるべきことは決まってます。

  • 炎上芸で精魂を削る
  • キーワード選定して下調べをしてひたすら書く

それ以外に道はない。そこに「面白さ」はないんです。

作業。圧倒的作業。

その場合、ブログとはビジネスなのだから。

読まれる文章と書きたい文章はたいてい、一致しない

ブログを始めたばかりの人にありがちなのは「自分の好きなことを書いて数万円稼げるなんて夢のような話だ!」という思い込みです。

そんなことはありませんよ。ほぼほぼありませんよ。

それが可能なのは、あなたが最初から有名人で、お金を払ってでもあなたの文章を読みたい場合だけです。

私はこのブログに好きなことを書き殴っていますが、初期投資のサーバ代やドメイン代をいまだにペイできていません(別にそれでいいと思っています)。

稼ぐためには「読まれる文章」を書く必要があります。言い換えれば「Google様に気に入られ、検索上位表示される文章」を書く必要があります。しかも一生。

しかしこの方向で突き詰めると、自分の個性とか特技はほぼほぼ出せません。例えば私のブログでけっこう上位表示されてランディングしてくれてるこちらの記事

この記事に私らしさはありません。業務連絡のようなことしか書けないし、他のことを書いてもよい影響がないでしょう。

「タピオカ 東京」で調べて上位に出てくる記事を読んでみてください。食べログによくいるラーメン魔の辛辣な批判とか、顔芸とか、大喜利とか、そんなのどこにもありませんよ。

お金を稼ぐ上で「個性」は邪魔にさえなります

Googleは「読者の需要を満たすために必要十分な記事を上位にします」と宣言してしまっています。余計な記述はマイナスにさえなります。

書きたい文章を書き殴れば稼げないし、稼げる文章を書けば楽しくない。

そういうジレンマがブログにはあるんです。

結局、ブログだって一つのビジネスに過ぎないんです。

いくらSupremeの製品が好きでも、それを転売して稼ごうと思うと楽しくないのと同じ。

つまり、こういう感じ。

こういうふうに分岐するわけです。

もちろん相半ばもあります。私は「楽しむ」寄りかも。

ブロガーとして生計を立てるのは、上司におべっかを使うことと同じ

それでも!独立すれば何か楽しいことがあるに違いない!よし、会社をやめて自由な生活を実現しようとお考えのアナタ。

悪いことに、会社をやめて月30万円をブロガーとして稼いでも、会社員のころのストレスをなくすことはできないでしょう。これは全ての「稼ぎたい」情報発信者が陥ることになるジレンマです。ブロガーもアフィリエイターもYouTuberもみな、同じです。

稼げる記事とは、みんなに読まれる記事です。

みんなに読まれる記事とは、世間受けする記事です。

世間受けする記事は、自分が書きたい文章とは異なります。

あなたは会社員時代「もう、こんなクソ上司におべっかを使いながら生きていくのは願い下げだ!」と思って独立したのかもしれませんが、ブロガーになったとてやることは同じです。

ただ「上司」の顔が「世間」に挿げ変わっただけ

オマンマを食べていくためには、どのみち大衆に迎合し、世間にウケる記事を書かなくてはなりません

ここでいうウケるとは「自分の個性を切り崩す記事」か「お役立ち情報」のどちらか

「ブログで好きなことを書いて月30万」は凡人にはほぼ無理で、独立してしまうと失業が怖くなって、むしろ個性を殺した文章を半強制的に書き続けるハメになります。もしくは炎上芸か。

上司や会社という、サボりたくなったときに自分を律してくれる存在もいません。あなたの独立を後押ししたインフルエンサーはクソの役にも立ちません。

「自己責任でしょう!笑笑」と逃げられるだけです。

書いただけ儲かるが、書かないと一切儲からないという状況は、人間を大きく不安にさせます。クライアントからパワハラを受けて労基に駆け込んでも、誰も助けてくれません。

もちろん月30万はコンスタントに達成しなくてはなりません。疲れたからやめる、はできないのです。

こんな現実が待っているのに「月30万円で自由な生活」ができますか?

「稼ぎたい」ならとっとと個性を殺すんだ

商業主義や資本主義が人のココロをむしばんで早数百年たちます。ブログでもアフィリエイトでもやっぱり本質は変わりません。

ブログで稼ぐのは生半可な気持ちでは実現できません。もし本気で稼ぎたいのなら自分の心を早く『殺して』ください。

理詰めで上位表示記事を分析し、ダイエットやクレジットカードの高額案件をこなすのです(新規参入障壁が高くなり過ぎたので全くオススメしませんが)。

まあ、心を殺したからといってすぐに稼げるわけでもなく、最低でも半年間は「誰にも読まれないのに書き続ける」苦行が待っているわけですが…(だから主業には向いてないのです、しんどすぎる)。

ブロガーとして独立するのは大変です。

YouTubeという娯楽にパイを奪われ、全体的に検索回数も減りつつあります。教祖(インフルエンサー)はほぼほぼ、何らかのオンラインサロンを掛け持ちして何とか糊口をしのいでいます。

独立しても世間という上司にゴマをすりながら書き続ける生活が待っています。

「好きなことを書いてブログで5万円を稼ぎたい…のに稼げなくてつらい」ぐらいなら、適当にやる副業に位置付け、月数千円の稼ぎで書きたいこと書いてくほうがマシだと思います。楽しいですよ。

いつも交流している残念主任さん(@zannensyunin)さんのブログ記事より。

私のBlogはお世辞にもPVが多いとは言えません。

それでも、毎日誰かしらが読んでくださっておりまして、

過去の記事なんかも読んでいただいているご様子。

世の中、物好きはいるものですね。

本当に、ありがとうございます。

https://hinos-life-never-give-up.com/others/1209/

私は、今まさに困っているどこかの物好きにこの記事が届けばいいなと思って書いています。お金のことは後回し。

その物好きとは「過去の自分」。昔の自分に恥じない記事を書ければ、お金は稼げなくともイッチョマエのブロガーでしょう!

ま、そんな清貧ぶったことを言える事情じゃないブロガーさんがいることもわかってます。

人生は辛い…。でもあなたが情報商材に騙されて、ブロガーにもなれずに沈んでいくのを見るのはもっとつらい。厳しいことを言ってしまってすみません。老婆心ならぬ老爺心(ろうやしん)でした。

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