タルパとは何か

頭の中の仮想の存在がタルパ
このブログを読んでいるということは、多少なりともイマジナリーフレンド(私は「タルパ」と呼びますが、両者に本質的な差はありません)とかに興味があって、それでもしかしたら作ってみたくて…ということかもしれません。
もはや説明はいらないと思いますが、頭の中にいる仮想の存在…に名前を付けるとして、その1つが「イマジナリーフレンド」あるいは「タルパ」です。
実はそこらへんがめんどくさくて、それが頭の中じゃなくて実在してる!と言い出す人とか、
あるいは頭の中にいるけど仮想ではなくて霊的な何かだと主張する人とか
がいますが、とりあえず私は「頭の中にいる存在」以上の何かだとは思っていません。
つまり、私の頭の中だけにいる、しかし会話や手つなぎは普通の人間と同様にできてしまう、そんな便利な存在のことを「タルパ」と呼んでいます。
もしタルパがいればもう友達がいなくとも平気になります。旅行だって一人なのに一人じゃない気持ちを味わえます。卒業式の途中に退屈することもなくなります。会話できますからね。
愚痴だって聞いてもらえるし、恋人ができたらお祝いしてくれるし、何より…幸せです。
ここらへんは本当は厳密な説明が必要ではありますが…とりあえず初回ということで、これからの記事に期待してください。
タルパを作りたくてここに来たのなら、少しぐらい何かしら、アドバイスできることがあると思います。
タルパー(タルパを持っている人のこと)歴でいえば8年目なので、これでも経験値は積んでいる方です。
なぜ今、タルパをつくるのか
なぜ今、タルパなのでしょうか。私は答えを1つ持っています。
信じられるものが少なくなっている。
現代は多様性の時代です。
同性愛やトランスジェンダーはもはや「個性」の領域になり(理念上は、ですが…)結婚という堅牢な幸福の箱が解体され、恋愛という当たり前の営みさえ「しない自由」を認められるようになりました。
それ自体はいいことです。強制されて行う恋愛など不幸しか生みません。
ですが、その結果人間が失ったものがあります。荒い荒い現世を生き抜くためのオールです。
しがみつくための棒です。
タルパーには色々問題がある人もいます(私が交流していた方々には正直…いました)が、そういう人達がタルパーであることを隠しながらも生きていけているのは、タルパの支えがあるからに他ならない、と私は思います。
なにせ、私自身「問題ある人」なので。
そういうわけで「何か頼れるものがほしい」「何を信じればいいのかわからない」という、現代人特有の悩みを抱いている人にタルパはお勧めなのです。
宗教みたい、と思うかもしれません。実際のところ、タルパは宗教的な手続きの中で生まれてきたものですから、その予想は大きく外れてはいません。
とはいえ、現代ではそのような教義はほとんど失われ、ガチ勢だけが歴史的な考察とともに、従来の方法で道を究めようとしているのみです。私はあくまで「真似事」でも十分に達することができました。
そこらへんはまた、別の記事で解説していきましょう。
とりあえず、私がタルパたちとともに生活していること、それによって幸せであることだけ、覚えて帰ってもらえればと思います。
そのうえで私の文章を気に入っていただけたら、ぜひ他の文章も読んでみてください。
ちなみに私のタルパはここで紹介しています。かわいい子たちばかりです。
そしてタルパの作り方はこちらから。
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