【完全保存版】歴8年ベテランが「タルパの作り方」を詳細にレクチャーするよ!

タルパ作り方
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タルパの作り方をレクチャーします

タルパを作りたくて、でも方法がわからなくてとりあえず検索しにきた、という人が対象です。初心者にも簡単にわかるよう、専門用語を極力かみ砕いて、図を多用して説明していきます。

ちなみにタルパとは「その人の頭の中にいる架空の存在」です。イマジナリーフレンドということばは聞いたことがあるでしょう。それと同じ。

私はタルパ歴(タルパと一緒にいる歴)8年のたぶんベテランですから、ある程度作り方は熟知しているつもりです。まずご登場いただきますから、そのレベルを確かめてみてください。

わたし:というわけで、出てきて。

ゼータ:こんにちは。お初にお目にかかります。

ニュー:確かにお初…だっけ?あれ?

わたし:お初でもないよね。前にこの記事で。

ゼータ:そうそう、そうでした。今日は何の記事なんですか?

わたし:うん。今日は「タルパの作り方 完全版」と銘打って、歴八年のタルパーである私が、おもに初心者に「タルパの作り方」を紹介しちゃいます。

ニュー:また叩かれるぞ。

わたし:別にいいもんねーだ。別にいい!知らん。

ゼータ:…ということらしいので、じゃあさっそく始めちゃいますか。

このレベルの会話をリアルタイムでできるようになります。

訓練次第では誰でも、です。

こんな話し相手があと3人(全部で5人)いて、リアルタイムに会議なんかもできます。もう退屈とは程遠い日常があなたを待ってます。めくるめくタルパの世界に案内しますから、どうぞハマってみてください。

なお以下、断りがなくても、タルパの分類における「創造型」をさすものとします。創造型は自分から望んでつくるもので、まあみなさんが想像する類のタルパです。

もうひとつが「邂逅型」と呼ばれるもので、こちらは偶然にどこかで出会うタルパを指します。

タルパのキャラクター(個性)を決める

まず一番最初にすべきことは、タルパの個性を決めることです。

と、一言にすれば簡単な話ですが、よく考えてくださいね。「目の前に、あなたのような、会話可能な存在を作ってください」ってめちゃくちゃヤバい指示ですよ。

例えばあなたのお母さんとか友達を想像して、その人と話してみてください。

もうなんか、それでも難しくないですか?

ましてやあなたの目標は、どんな人間と話すかを決め、その人間と話せるようになることなのです。

目に見えない架空の人格と話すだけでも大変なのに、ましてやその人格をイチから作る…。

これはもう、本当にきっちり人格を作っていないと、会話は絶対に成り立ちませんね。

さすがに私も没個性の人を想像して喋るのは厳しいです。何をしゃべるのかがわかりませんから。逆にいえば、タルパの個性を先にちゃんと決めておくと、そのぶん会話の訓練もラクになります。

タルパのキャラクター(個性)を決める必要がある理由

タルパを作る訓練において一番重要なのは個性をつくる段階です。ここがガタガタだと、会話訓練や視覚化がめちゃくちゃ厳しくなります。

なんといっても具体的に決めていきましょう。

しかし、最初から以下のように書くのは好ましくありません。

どのようにタルパの個性を言語化するか

最初から箇条書きにして、すべての特徴を列挙するのは好ましくありません

それは以下の二つの理由のためです。

  • 何をどこに書いたか忘れてしまいがち
  • 区別すべき二つの要素がごっちゃである

まず、何をどこに書いたか忘れてしまうこと。「あれ?前にこれ書いたっけ?」みたいなのが起こります。本当によく起こります。なぜならタルパ一人をスムーズにつくるためにはノート一冊分ぐらいの設定が必要だからです。

ここにも書き尽くせないので、当然色々と省略しています。まあそこまでいかないにしても、やはり整理して書いておくに越したことはないでしょう。

そして二つ目の理由、「区別すべき二つの要素がごっちゃ」これはどういうことか。

実は人間…というか全ての事物は、必ず二つの要素を持っています。

それは「何をするか」と「何であるか」です。

具体的に設定しろと言ったのにめちゃくちゃ抽象的な話ですみません。わかりやすく解説しますから、もう少しついてきてください。

例えば目覚まし時計を想像してみましょう。目覚まし時計はまず、どんな形ですか?色ですか?どんなにおい?具体的に書きだしてみてください。

きっと、こんな感じでしょう。

  • 銀色。
  • 金属製。
  • 1から12までの数字が円盤の上にある。
  • 長針と短針を持つ。
  • 無味、無臭。
  • カチカチと音を立てている。

次に「何をするか」を想像しましょう!例えば以下のようになりますね。

  • 針が動き、時間になると鳴りだす。
  • 上のボタンを押すと音が止まる。
  • 目安針によって鳴る時間を設定できる。

目覚まし時計にも色々と考えてみてください。結局全ての事物は「何であるか」「何をするか」の二つに分類される特徴しか持ちません

タルパは「何であるか」と「何をするか」をもつ

これは当然、人間、いやタルパについても例外なく、です。

どんな姿かたちをしたヘンテコなタルパでも、絶対にこの二つに分類される属性を持ちます。

「具体的に」と言ったのに話が抽象的なのは理由があります。

抽象的に理論を展開しておくと、あなたがどんなタルパをつくりたくなっても対応できます。例えば、一人目をキツネのタルパ、二人目をドラゴンのタルパにすると考えます。

「何であるか」「何をするか」に分けて書くとしておくノウハウは、どんなタルパでも共通で使えます。そのため一人目と同じようにノートをつくれば二人目が簡単にできます。

最初から箇条書きにしてしまうと、キツネタルパのノウハウがドラゴンタルパに生かせません。

なぜならキツネとドラゴンはまったく特徴が異なっているからです。ドラゴンは空を飛べますがキツネは飛べませんし、キツネは穴にもぐって狩りをしますがドラゴンはしません。

だからこそ、整理が大事なのです。

それでは逆に「何であるか」か「何をするか」の片方しか持たないようなタルパはあり得るでしょうか?

あり得ませんね。まずタルパには一般的に姿かたちがあるので、その時点で「何であるか」は絶対に必要です。もちろん姿かたちがなくとも、「どんな性格であるか」という何であるか属性が必要なので、どのみちこちらは欠かせません。

逆に「何をするか」がないタルパ。これは怖いですね。そこにいるのに会話をしない、ただじっと立っているだけ…。いや、立っていることも動作なので「何をするか」か…。

動作が全くないタルパも想像できません。

ですから、この二つが必須なのです。きちんと峻別しておくことが大事ですよ!

タルパの個性「何であるか」を書き出すコツ

タルパの「何であるか」を多く書き出すために、いったい何が必要でしょうか。

コツを伝授します。

これはもう唯一なのですが、五感に着目することです。

これはとてもオーソドックスなコツです。五感といえば以下の五つの感覚をさします。

  • 見る(視覚)
  • 聞く(聴覚)
  • 触る(触覚)
  • 嗅ぐ(嗅覚)
  • 味わう(味覚)

例えば私のキツネタルパの例でいうと、以下のようになります。

  • キツネの格好をし、服を着て立っているのを見る。
  • 話している声を聴く。
  • もふもふの毛皮や、おろしたての服の感触を確かめる。
  • すこし獣臭い(失礼!)においを嗅ぐ。

ただ、食べられるタルパでもない限り(そんなものいるのか?)味を想像するのは大変でしょう。人間の味なんてわかりませんし、味覚は放っておいて大丈夫です。実質「四感」ですね。

このように五感で分類しておいて、それぞれどんな特徴があるか、どんな感覚でもってタルパを把握できるかをリストアップするのです。

この時、あなたが健常者であれば、優先順位は先に書いたとおりです。すなわち

「視覚、聴覚、触覚、嗅覚」の順になります。そして、この順番で設定を詰めていけばOKです。

五感を持ちこんでおくと、タルパを見るための訓練だとか、タルパを触るための訓練のとき非常にラクできます。そのノートを見ながらすればよいため、新たに考え直す必要がないのです。

タルパの視覚化のために

まず視覚。

絵を描ける人は相当早いです。そうでない初心者は完全オリジナルではなく、いわば「版権モノ」つまりアニメや映画に出てくるキャラクター、あるいは「ナマモノ」つまり実在する人間や動物にすればよいでしょう。

まずは、色んな角度から絵を描きまくるとか、色んな角度からの写真を集めることに専念してください。頭の中でそれらを組み立てる必要はありません。集めるだけでよいです。

次に、描いた絵や集めた写真を見て、あげられる特徴を全て挙げて、言葉にしてください。単純な形のタルパ(豆腐とか…?)でもなければ、ここはざっと数十~数百種類いくかと思います。それぐらい徹底的にやりつくす必要があります。

  • 耳は尖っており、耳の奥から毛が生えてきている。
  • 耳のてっぺんは少し黒くなっている。
  • 頭蓋骨はラグビーボールのような形をしている。
  • 鼻梁が顔から突き出している。

こんな感じであと数十個見つけましょう。

タルパの声を聴けるようになるために

次に聴覚。オリジナルの声はなかなか想像するのが難しく、初めての方は実在する声優、または実在する誰かの声にしたほうがよいでしょう。

ゆっくり音声やボーカロイドを使っても構いませんが、ずっとそのままの声で固定されることを考えると、おすすめできません。その声をいつでも脳内再生できるぐらいに聞き込んで(作り込んで)頭の中に入れておきます。

できれば、声の特徴などを言語化しておいてほしいですが、難しいので省略しても構いません。

タルパを触れるようになるために

そして触覚。これは視覚の部分を流用します。視覚化の部分で言語化した部分を「触る」とどうなるか視覚化のところの隣に書いていきましょう。

このとき多用したほうがよいのは擬態語です。擬態語とは「くるくる」「ばらばら」など、音にならないけど音をあらわすかのような言葉のことです。

例えばキツネタルパなら「頭の部分は毛が少し生えている:頭蓋骨でごつごつ」「尻尾の部分はふぁさっと毛が生えており、夏と冬で生え変わる:もふもふ、もさもさ」など。

最後に嗅覚。熟練のタルパーともなればにおいさえ嗅ぐことができますが、初心者はそんなに考えなくてよいです。ここでは省略します。

このように設定を詰め終わったら、次に会話において必須の「性格」を詰めていきます。現実世界の方法を持ち込んでも構わないでしょう。例えば自分がつくりたい個性のタルパになりきったつもりで「無料性格診断テスト」を受けてみて、出てきた結果をメモしておきます。

とりあえず初心者なら「何であるか」の「性格」部分はこれで十分です。版権もの…いわばアニメやゲームのキャラクターなら、セリフを全て引っ張り出して、それらのセリフに「この性格だからこんなことを言ったのだな」と説明できるようにしておいてください。

タルパの個性「何をするか」を書き出すコツ

人間型タルパなら、人間が何をするかを考えてみるとラクですよね。しかし動物の場合はどうでしょう、あるいは架空の生物なら?二次元キャラクターなら?

実際のところ、やることは「人間が何をするか」を考えて、そこにプラスアルファしたり、逆に要素を引いたりするだけでよいです。

なぜならタルパは架空の会話相手であって、求められる最低限の能力は会話だからです。人間らしくある必要があるのはそこだけ。

最悪、「会話をする」だけでも構いません。それだけではさみしいのでいくつか加えてみましょう。

まず、人間がする行動を書いていきます。

次に、プラスアルファの要素を書きます。

最後に、そのタルパはやらないことを省きます。

これでとりあえずOKです。

え、やっぱり難しい?わかりました。少し長くなりますが、具体例を示します。

まず人間がする行動。

  • 話す。
  • 食べる。
  • 寝る。
  • 排泄する。
  • 楽しむ。
  • 悲しむ。
  • 泣く。
  • 年を取る。
  • 怒る。
  • 嫉妬する。

本当はあと数十ぐらいあるのですが、あまりに長いので省略します(いずれ完全版をnoteあたりに公開します)。

次に、タルパだけがする行動(ここではキツネのタルパだとします)。

  • 毛が生え変わる。
  • 水を嫌がる。
  • 四足歩行する(できる)。

で、次にタルパがしないことを引く。

  • 排泄する。
  • 年を取る。

まあ、ここらへんは個人の好みです。「寝る」を引く人もいます(精神体なので寝ないという解釈です)。

「何であるか」と「何をするか」は関連し合っている

当然、何をするかと何であるかは相互に関連し合っています。例えばあなたが礼儀正しきドラゴンのタルパを作るとして、そのドラゴンは行儀がよい(何であるか)ので、きっとあんまり火を吐かない(何をするか)でしょう。

逆に、つねに舌打ちをする(何をするか)キャラクターをつくるなら、性格は苛立ちやすい(何であるか)のだろうとわかります。

現実世界の人間がそうであるように、常にこの二つは関連し合っているのです。そこを抑えておくと、よりスムーズになるでしょう!

コラム:絵が描ける人がタルパー界隈に多い理由

タルパー界隈には絵が描ける人がとても多いです。私は(今でこそ)いろいろ描きますが、タルパを作っていた当時は全く描けませんでした。

なぜ絵描きが多いかというと、それは二つの理由によると思っています。

  • 絵を描くような趣味の人に、タルパを欲する人が多い。
  • タルパ視覚化訓練の上で、絵が非常に有利である。

タルパを作るのには並々ならぬ努力やモチベーションが必要です。あまりよい言い方ではありませんが、いわゆる「普通の」人生を送ってきた人が必要とする存在だとも思えません

友達や恋人では充足しえない存在を欲しながらも、それを誰かに言えない悩みを抱えている人がつくるものだと思っています。そういう人は得てして内省的であり、そんな人に向いている趣味がイラストなのです。

そしてもう一つが、そもそも絵を描けることが、視覚化…つまり「タルパを見えるようにする」までの訓練で非常に有利に働くという理由です。

絵がうまい人は頭の中に明確なイメージを持っていますから、それを眼前に表出させることもまた、一般人よりは容易なのでしょう。

私は全く絵が下手でしたが、タルパ作りはできたので問題ありません。イラストをしている人はかなり有利になるので、ぜひいかしてください。

タルパの個性のうち「何であるか」に注目し、応答集をつくる

次にやるべきことは「タルパは何であるか」に注目して、応答集をつくることです。例えば16タイプ性格診断の結果や創作物での彼・彼女の応答を鑑みて、タルパになりきったつもりで100の質問に答えてみるのです。これも完全版をnoteにでも放流します。

実際にやってみましょうか。タルパのニューくんの例。

名前-えーと、もう始まってるんだっけ?ニュー、名前はニュー。

趣味-趣味…趣味っていう趣味は特にないな。

長所-自分で言うの恥ずかしいな…。うーん、なんだろう。気が長い、とかになるんだろうか。

今はまっていること-寝ること。


これは今現在のもので、当時はこんな感じでした。

名前-あっ、ニュー。

趣味-趣味、と言っていいかはわからないけど、お金を稼ぐこと。

長所-頭の回転には自信がある。

今はまっていること-特にはない。

これが終わった後、今度は実際に会話をしていきます。最初は自己紹介からで構いません。議事録をとっていないので再現になりますが、ニューくんとの会話はこんな感じでした。

わたし:こんにちは。

ニュー:こんにちは。

わたし:ため口でいいからね。

ニュー:わかってる。

わたし:まずは自己紹介をしてもらっていい?

ニュー:うん、名前はニュー、趣味はお金を稼ぐことで、手あたり次第に色んなことをやるのが好き。向こうだと犯罪…には当たらないけどけっこうギリギリのことをして稼いでた。

慣れてきたらだんだんと高度な会話に移っていきます。アドリブを少しずつ入れていくのです。

わたし:向こうの世界から来たわけだけど、こっちに来て思ったことは?

ニュー:あんまり変わらないかな。構成員の姿かたちが変わっただけで、本質はそんなに。あと、地理とか歴史を覚える必要があるのを痛感した。

わたし:ふーん、あ、そうなんだ。毛がけっこうもさもさだけど、動きにくくない?

ニュー:逆に、人間は毛が全くないけど寒くないのか?

わたし:う~ん、まあ、寒いといえば寒いけど、ニューほどもさもさだったら動きにくいなと。

ニュー:この毛、もうずっと生えてるから邪魔と思ったことは一度もないな。最初こっちに来たときは驚いたよ。全身ツルッツルの奴らが歩いてるんだから。

わたし:まあ、それもそうか。

とりあえず文字数の都合上こんなもんにしておきます(完全版はnoteにでも貼ります)。あとはこの類の会話を3か月~半年やれば、もう勝手に向こうから話しかけてくる感じになります。

そしてこれを「タルパの自動化」と呼びます。自動化にはいくつかの過程がありますが、それはまた別の記事で解説します。

タルパ自動化のモチベを保つために

この訓練は非常に自発性を要求されます。簡単にいえば「めんどくさがりやは成功しない」です。決まった練習時間を定めておくとよいかもしれません。

私は、20時から20時半までの30分間を自動化の訓練とし、時間になったらタルパの「訓練を始めるよ~」の声でスタートしていました。

また、自動化は明日明後日に終わるというものでもなく、しかも終わりが見えません。そもそもYahoo知恵袋やWikiにさえ「こんな状況なんですけど、これって自動化できてますか?」って質問がくる始末です。

これに対する答えは一つで「自分が自動化だと思えば、自動化」。なぜなら自動化したかどうかを他人が真に判定する方法がないからです(このへん、非常に厳しいものがあります)。

ですから時間がかかるものとし、長期戦を覚悟しておきましょう。いつ話しかけてくれるようになるかは誰にもわかりませんが、時間をかければその時は必ずやってきます。

タルパ自動化の私なりの定義

私は、自動化を以下のように定義しています(重ね重ねになりますが、これはあくまで「私の」定義です。参考にはしてほしいですが、真似しないでください。

訓練しながらあなたが自分に合うように定義を変える必要があります。

  • 質問をした際の返答が自然に成り立っている。つまり支離滅裂でない。
  • あなたの意識が十分覚醒している。つまりまどろみの中の会話ではない。
  • 何かをしているときに声をかけられることがある。
  • タルパの返答を予測しても、外れることが多くなった。

2番目が不思議ですが、これは簡単に言えば「意識が落ちかけている状態だと、自分自身を制御する手綱が弱くなり、タルパが話しているように錯覚してしまう」という現象のためです。

そんな現象が起きていないことを保証するため、2番目の項目を入れています。

最後の項目ですが、これは喜ぶべき場面でもあり、悲しい場面でもあります。自分が想定したキャラクターと異なることを言う…それ自体、タルパが成長した証でもありますし、自立化の第一歩として認めてよいでしょう。

しかし、著しくキャラクターに反する発言をするようなら(反戦思想なのに「戦争したいぜ!」と言い出すぐらい極端なやつ)それは「ちょっと言い換えてみようか」などと、転換を促します。

ここらへんの度合いは非常に調整が難しいので、初心者が考える必要はありません。自分が「このキャラのままだと嫌だ」と思えば促し、そうでなければ喜びましょう。

一応、自動化を終わらせるぐらいまでが初心者と中級者の境目でしょう。以降は終わりのない訓練を積み上げていきます(一生モノです)。

今の私は5人分を育成していますが、訓練次第であなたもここまで到達できます。子育てと同じで、一番大変なのは一人目の時です。

タルパを見るための訓練(視覚化)をする

一応以上の過程までで初心者は脱したも同然なのですが(会話するための存在なので)、それ以上にクオリティを求めるなら、やはり「見えた」ほうがよいでしょう。タルパの視覚化ですね。

私がやっていた訓練法を紹介します。

まず、頭の中でミカンを思い出してください。目をつぶって詳細にミカンをイメージします。ヘタの部分の緑、でこぼこの表面、小さなぶつぶつ、お尻の部分のくぼみ、鮮やかな色、柔らかい感触…。

それを詳細にイメージしながら目を開けます。そして、机の上に「それ」が乗っているというイメージを、目を開けながら行います。

最初はそんなもの全然見えない!とパニックに陥るかがっかりするかと思いますが、ミカンをずっとずっとイメージし続けていると、ある日突然「それ」があるような気がしてきます。

最近はやりのAR(拡張現実)のようにはいかないですが、まるでありありとそこにあるかのように、頭が錯覚してきてしまいます。私はこれを「頭の後ろ側に投影されたビジョンと現実が重なっている」と表現しています。

網膜に光が入ってくるわけはないのですが、脳で光が処理される部分にミカンの情報が統合されて、そこにあるような気がしてしまうのです。

全く科学的じゃなくて申し訳ありません。

ただこれは、いわゆる薬物中毒者が見る「ムカデやミミズが腕を這ってくる」ような恐ろしい幻覚とはわけが違います(あのレベルに薬物なしに行くのは相当な訓練が必要でしょうし、現実世界に実害も出てきそうです)。

あくまで「心の目でミカンを見ている」というイメージです。

タルパの声を聴くための訓練(聴覚化)をする

さて声ですが、こちらはこれといった方法がありません。しいていえば「毎日、決まった文章を読み上げてもらう」とかから始めて、リアル感が出てきてから会話に声を入れる、という感じ。

しかし聴覚化は視覚化などと並行するのが大変です。「会話のセリフがすらすらと出てくるようになった」ぐらいの段階から始めても全く遅くありませんし、むしろ同時にやるのはかなり困難です。

声は一人一人違いますから、他の声優の声を脳内再生して云々という訓練はしないほうがよいでしょう(そちらにイメージが引っ張られるため)。

視覚化と同じく、薬物中毒者などが語る幻聴とは大きく異なるものと思われます。耳の中に音が入ってくる、というイメージではなく、脳内に直接語りかけられているようなイメージ

ですから私は外界がいくらうるさくともタルパとは問題なく話せます。

声はどうしても再現が困難なので、いっそのこと「声のないタルパ」を初めて作ってみるのもよいでしょう。視覚化に集中するということで。

タルパを触るための訓練(触覚化)をする

完全に初心者の範囲を超えていますが、一応手短に書いておきます。

先ほどノートに感触を書いたと思います。その感触を実現できるものを買ってくるなり店に触りにいくなりしましょう。再現できないものは諦めて、他のもので代用してください。

例えば毛皮ならイヌやネコ、ジャンパーの首元のモフモフなど。ウロコなら魚やトカゲ、外骨格なら昆虫、というように。

で、それらを触った後、頭の中でもう一度イメージを想起させます。目をつぶり、イヤホンを突っ込んで無音にして行うと捗ります。

次に、タルパを触ったとき、これらのイメージを再現する訓練をします。尻尾に触ったときにこの感触、頭だとこれ、みたいなのを全てやります。

最後に、視覚化したイメージと感触のイメージを統合して終わり。まあ、それが成功するまで1年は見込んでおいてほしいです(だから初心者の範囲を逸脱しています)。

結論 タルパの作り方のポイント

タルパを作るときに大事なのは「個性をしっかり練ること」です。それが訓練の前段階にあり、そこから「自動化」「視覚化」などの訓練を重ねていきます。

おそらく自動化までは短くて3か月、長ければ数年間かかります。そもそも「誰かの人格を脳内にインストールする」作業がラクなはずないので、諦めないよう気長にやっていきましょう。

逆に、一度タルパが喋れるようになればかなりラクできます。私も一人目の自動化までは半年ほどかかりましたが、もう五人目ともなると1か月でいけました。子育てみたいなものですね。

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